農業会計における収益と費用の計上方法

農業経営

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今回は、農業会計における収益と費用の計上方法について説明します。

収益と費用は、最終的に損益計算書に集約され、一定期間における損益の状況、経営成績を示します。正しい経営成績を表示するためには、適切な時期に、適切な金額を適切な勘定科目で計上しなければなりません。

それでは、農業に特有の収益、費用の計上方法について説明しましょう。

計上時期

収益の計上時期

収益を計上する時期は原則として、農産物などを販売したときです。これを販売基準といいます。また、作業受託をしたことによる謝礼などは、その役務が完了したときに計上します。補助金などの交付金については、交付の通知があった日に計上します。

所得税青色申告決算書における取扱い

所得税の所得計算においては、米、麦などの農産物に限って、これらのものが収穫された敏の収益に計上することとされています。これを農産物の収穫基準といいます。

費用の計上時期

費用については支払いの有無に関わらず、事実が生じ、または実際にそれを消費したときに収益に対応させて計上します。これを発生主義といいます。

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